PCエンジンの背面の拡張端子にROMとかHuCardを繋いでソフトを起動するのを試してみる – その1

PCエンジンの背面の拡張端子にROMとかHuCardを繋いでソフトを起動するのを試してみる。
背面端子にコネクタとユニバーサル基板を繋ぐのを試しに作ってみている
(2.54mmピッチの3列のコネクタの代わりに2列と1列のコネクタを使った。)

この基板を使って、HuCardを繋ぐ基板を作ってみた。
HuCardスロットのソケット部品が手に入らないので、1.27mmピッチのコネクタをHuCardに半田付けして取り付けられるようにして試している。

とりあえず動かそうとしたのだが、まだうまく動いていない。


ちなみに、これをやってみようと思ったきっかけは、HuCardの端子のピンアサインと、PCエンジン本体の背面の拡張端子のピンアサインを見ていて、HuCardの端子が全部背面に出てるっぽい感じだったので、それならば、背面に接続するFlashROMの自作カートリッジ(?)であれば、基板CADで基板を起こさなくてもユニバーサル基板を使って自作が可能じゃないかと思ったからだ。

そのときには先例があるのは知らなかったのだが、そのあとでネットで調べたらそういう先例があった。(ブックマークを保存するのを忘れてしまって、いまこれを書きながらそのwebのページを探しているのだが、見つからない。)

あと、ちょうど「PCエンジンの謎の周辺機器」を調べていて、その中の基板の上にあるEPROMのICソケットにFlash ROMを載せて、ここからソフトが起動するのではないかというのを思いついて、試してみた
結果、背面の拡張端子のROMから自作ソフトや市販ゲームのROMイメージが起動するのが確認できた。


上記の自作の基板が動かない原因を調べ中だが、どうやら3列のコネクタの一部が樹脂の部分に入っている金属のコンタクト部分がぐらぐらしてしまって接続が安定しないみたいだ。

チェックの仕方は、前に作ったHuCard延長用基板と、背面基板とを同時にPCエンジンに繋いで、テスターで前後の導通を調べるというやり方だ。
しかし、取り付け直すたびに繋がっていたはずの場所が導通しなくなってしまったりという現象があり、接続が安定していないということが分かった。
強引に動かすところまで作業を続けることもできそうだが、次の日には動かなかったりするような状態だとそれでは駄目だと思う。

3列コネクター部分をちゃんと直したほうが良さそうなので、作り直してみる。

つづく。



追記

ぐらぐらしているピンのみいくつか補強して、続きを作ってみた。

とりあえずひととおり配線をして、導通をチェックして良さそうに思えたので、通電してみた。
しかし、動かなかった。

動かないばかりか、PCエンジン本体を故障させてしまったらしく、起動しなくなってしまった。

ヒューズが切れるだけで済むかと思ったら、先日も同じくこの基板でヒューズを飛ばしてしまっていて、手持ちのヒューズが品切れだったのでポリスイッチを替わりに取り付けていた。
しかし、ポリスイッチでは回路が切れる速度が十分でなかったのだろうか、ポリスイッチが切れる前にPCエンジン本体が故障してしまったようだ。

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