静岡県水産技術研究所富士養鱒場に行ってきた。
(水族館に行ったメモ:シリーズ その86)
静岡県水産技術研究所富士養鱒場は、静岡県の水産技術研究所の施設の1つで、富士宮市にあり、ニジマスの養殖をメインに研究している
有料で施設を一般公開しており、展示棟で水槽展示をしていたり、鱒釣り場で釣りができたりする。
ちなみに水産技術研究所のメインの施設は焼津にある。
名古屋から青春18切符を使って日帰りで行ってきた。
名古屋からJR富士駅に行き、JR身延線(みのぶせん)に乗り換えて、富士宮駅まで乗車する。
水産技術研究所富士養鱒場は、富士宮の北のほうにあり、バスの本数は極端に少ない。
一応バスで行って帰ってこれるのだが、現地での滞在時間が1時間くらいになってしまう。
昨日、醒ヶ井養鱒場に行った時にも同様の問題があって、レンタサイクルを使うことでうまい時間に行くことができた。
そこで、今日もレンタサイクルを使ってみることにした。ついでに富士宮観光をするためというのもある。
観光案内所でレンタサイクルがあるかどうか聞いてみたところ、駅前の富士急ホテルが500円でレンタサイクルをやっているということが分かった。(ネットで調べると、他にもレンタサイクルちゃんという店があるらしい)
富士急ホテルでレンタサイクルを借りた。
行き先を聞かれたので白糸の滝に行くと言ったら、登り坂でかなり厳しいから無謀だと言われたのだが、とりあえず行けるところまで行ってみる。
駅から富士養鱒場まで16kmくらいで、途中の白糸の滝までだと12kmくらいだ。白糸の滝くらいまではいけるのではないかと楽観的に考えていた。
まずは町中を抜けて、北上していく。
途中から緩やかな上りの坂道になる。緩やかとはいえ坂道なので結構きつい。
ロードバイク型の自転車に乗ったロード乗りが何台か自分を追い抜いてすいすいと登って行くのを見かけたが、こちらはママチャリなので厳しい。
行程の半分の駅から8kmくらいの本門寺入口という地点でへばって進めなくなったので、自転車で行くのを断念してバスに切り替えた。
猪之頭行きのバスに乗る。(本数が極端に少ないので注意)
バスに30分ほど乗車して終点の猪之頭に到着。
バス停から20メートルくらい先に養鱒場の入口の看板が見える。
養殖池が並んでいる。
アルビノニジマス養殖池が、錦鯉の池のようで美しい。
川を区切った釣りコーナー。
釣り料金が必要で、さらに釣った魚は買い取り式だ。ここで焼いて食べるような施設はないので持ち帰りのみ。
研究棟と展示棟の建物。
展示棟の1F展示ホールのみ見学できるらしい。
水槽展示。
サケ、マス類の大水槽。
アルビノっぽい色の違うニジマスも大水槽の中に居る。
水槽はこれ1つだけだった。(前は他の淡水魚水槽もあったっぽい?)
あまり大きな養鱒場でないので、短時間で見学終了。
帰りのバスまであまり時間がないと思っていたのだけど、30分くらい時間が余ってしまった。
バス路線に沿って、歩いて観光をする。
陣場の滝のバス停あたりまで歩いてきた。
陣馬の滝を見に行った。(バス停は、陣場の滝になっているけど、間違えてるのだろうか?)
バスで白糸の滝方面に戻る。(猪之頭の地域のバスの本数は極端に少ないので注意。白糸の滝まで行けば、そこから駅方面へのバスは多い。)
白糸の滝バス停に到着。
このあたりには「白糸滝」「白糸滝観光案内所前」「白糸滝入口」の3つバス停がある。
滝を見るだけなら白糸滝バス停が近い。売店とか経由して行くならば白糸滝入口から行くのがよいようだ。
展望台というか展望所からは滝を上から見ることができる。あまり景色がよくない。
階段で下に下りて白糸の滝を見学。
塩焼きを食べた。
食べ足りなかったので、別の店で富士宮やきそばも食べた。普通の焼きそばっぽいが、鰹節でない魚粉が掛かっている。
おやつに、わさびソフトを食べた。
白糸滝入口バス停から自転車をおいてきた地点にバスで戻り、自転車で富士宮駅に戻った。
下り坂なので、ほとんど自転車は漕がずに戻ることができた。
同じ坂なのに、登りの時には登り坂はあまり坂があるように見えないのに下り坂は下っているのがよく見える。(これは何かの錯覚なのだっけ?)
駅前でレンタサイクルを返却して、駅から富士駅経由で名古屋に帰った。
だいぶ自転車に乗ったので運動になった。
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追記
白糸の滝の近くには白糸滝養魚場という施設があるが、これは富士養鱒場とは別の場所である。補足として参考まで。