昔、シーラカンスを見に行った水族館は南知多ビーチランドだった

昔、シーラカンスを見に行った水族館は南知多ビーチランドだった。
そのときの入館チケットが出てきた。昭和58年(1983年)のものだ。
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シーラカンス自体を見ることができなかったというのは覚えている。
魚拓の展示とかはあったようだ。今ではもうそういう展示はしていない。

そのときに記念にキーホルダーを買ったのだった。
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シーラカンスを見に行ったのは鳥羽水族館と記憶違いをしていた。真珠島にもそのくらいの年にいった記憶があるので勘違いしたのかも。
ちなみに鳥羽水族館ではシーラカンスが泳いでいる映像撮影のビデオが今でも見学で見ることができる。しかし、特にそれ以外の展示物は無い。

あと最近、沼津港深海水族館(シーラカンスミュージアム)に行って、冷凍保存のシーラカンスを見ることができた。


追記。

生きたシーラカンスの発見は、1982年にニュースになったのが初めてなのだと自分は思っていたのだが、ちょっと違うようだ。
シーラカンス – Wikipedia

1938年に、南アフリカの北東海岸チャルムナ川沖で発見されたのが世界初らしい。
その後
1952年に、アフリカのコモロ諸島で別の種のシーラカンスが発見され、それと同種のものは他にもマダガスカルなどで発見されている。
さらにその後
1998年に、インドネシアのスラウェシ島近海でさらに別の種のシーラカンスが発見されている。(1997年にそのへんの魚市場で偶然見つかって、調査をしたら発見できたのだとか)

(追記 – 2011年に、タンザニアで2003年~2008年に捕獲されたシーラカンスについてDNA調査をした結果、コモロ諸島から流されてきた同一種ではなくて、タンザニアシーラカンスはコモロ諸島とは別の分化した遺伝子をもった別種だと判明したらしい。)

日本の調査隊が発見(捕獲)したという話は、
・1982年1月、日本初のシーラカンス学術調査隊がアフリカのコモロ諸島でシーラカンスを捕獲したというのがニュースになった。(調査隊は1972年に魚類博士の末広恭雄博士らで結成された)
というのが出ていた。

他に、沼津深海水族館(シーラカンスミュージアム)のWikipediaには、別の話が出ている。
・1979年に日本シーラカンス学術調査隊がアフリカ・コモロ沖の西インド洋で捕獲した個体5体のシーラカンスを、標本や冷凍で展示しているのだという。
だとすると、1982年に初めて捕獲したというニュースは誤報っぽい気がする(?)

さらにその後は、
2007年にインドネシアのスラウェシでシーラカンスが捕獲され、インドネシアと日本とフランスの研究者が解剖した。
というニュースがある。(捕獲というか、釣ったのは漁師?)
インドネシアで「生きた化石」シーラカンスを捕獲
インドネシアで捕獲されたシーラカンス、国際チームが調査

あと、捕獲以外のニュースだと、
・1990年に、鳥羽水族館の調査隊がコモロ諸島にて日本で初めてシーラカンスの撮影に成功した。
というのと、
2009年に、水族館「アクアマリンふくしま」の調査隊がインドネシアのスラウェシで稚魚の撮影に成功した。
というのがある。

シーラカンスは3億年前の生物と言われていたが、さらに古い化石が見つかっているらしい
4億年前のシーラカンス化石発見、最古の記録大幅更新


追記
標本の展示は沼津深海水族館(シーラカンスミュージアム)が有名だが、他にもある。

福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまが、コモロ諸島のシーラカンスの標本を展示している。
シーラカンスで復興(震災取材ブログ)@福島・いわき

他にも、2008年に葛西臨海水族館でシーラカンス展があり、インドネシアのスラウェシのシーラカンスの標本を展示していたそうだ。




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