渥美半島の渥美サイクリングロード(田原~伊良湖岬)に輪行で行ってきた。
折り畳み自転車の新しいのを買ったので、早速使って乗ってみたかったからだ。
名鉄で豊橋駅まで行き、豊橋鉄道の渥美線に乗り換えた。
ちなみに名古屋~豊橋の区間は往復特割切符を使えば旅費を少し節約できる。
(JRで行こうとしていたが、この日はトラブルで運行が止まってた。)
豊橋鉄道渥美線は、自転車を折りたたまないで剥き出しで乗り込んで運ぶのもOKらしい。(ただし、100円追加料金が必要)
自転車輪行バッグを持って駅の外に出ようとしたら、観光ガイドの人(?)に声を掛けられた。
渥美サイクリングロードに行くという話をしたら、駅で配っている地図を1枚貰った。(自転車道には何ヶ所か分かりにくい場所があったので、役に立った。)
駅の次の信号のあたりのコンビニでペットボトルの水を2本と小さい羊羹を2個購入。
赤石という信号交差点でR259に入る。
R259はしばらく渥美半島の真ん中部分を通って、途中から渥美半島の北側の三河湾側の海岸沿いを先端の伊良湖岬まで通っている。
最初の坂でいきなりちょっとへばってしまった。自転車を押して歩いた。
大久保南という信号まで来て、渥美半島南側の海岸方向に向かう。
他の親切な自転車乗りの人に声を掛けられて、後輪の空気が抜けているのを教えて貰った。
後輪のバルブが緩んでいたので締め直して、持っていた空気入れでタイヤに空気を入れた。
高松北という信号で、南に向かう。このあたりでもう駅から出発して1時間だ。
だいぶ自転車に乗ったのだが、まだ目的地の伊良湖岬まで21kmもある。
かなり急な下り坂の突き当たりで海岸に出る。
太平洋。良い景色だ。
海岸沿いに道路と自転車道があるので、自転車道の方を行く。
途中から自転車道のみになった。
赤羽根というあたりで自転車道が一旦切れてしまう。
どちらに進むのかよく分からなくて悩む。とりあえず海岸沿いに進む。
海岸沿いの赤羽根港の道の駅(あかばねロコステーション)で休憩。三河田原駅を出発してここまで約2時間だ。
あらかじめ買ってあった羊羹を食べて、あと暑かったので自販機のアイスクリームを1個買って食べた。
休憩を終えて出発。
サイクリングロードの続きがどこにあるのか分からずに悩む。
赤羽根港の信号で曲がって入っていった場所に入口があるのだが、地図の確認を怠って信号を通り過ぎて少し先に行って引き返した。(ここがこのサイクリングロードの最大の罠だ)
信号の少し先の坂を上がった場所にゲートがあり、その脇の細い通路が自転車道の入口に繋がっているらしい。
通路の先から原付が走ってきたのでびっくりした。
また沿岸のサイクリングロードを走る。
このあたりも景色が良い。
急にサイクリングロードが途切れて終了してしまう。
階段を上って、併走している国道に出る。
しばらくは国道を走る。このあたりで駅から出発して3時間くらいだ。
国道はサイクリングロードに比べて起伏があってちょっときつい。
一部の登り坂は自転車を降りて歩いて行った。
途中で道路脇の歩道部分が無くなってしまう。自転車は原則は車道通行なので、まあ問題はないのだが、交通量が多いので折り畳み自転車だとちょっと怖い。
と、思ったら100メートルくらい先で、自転車道路への案内があった。
入口付近でいきなり倒木とかあり、あまり整備されてない感がある。
足がつりそうな感じで痛くなってきたので、途中で自転車を降りて歩いたりして足を休ませながら進んだ。渥美半島先端っぽい風景が見えてきた。
自転車道の脇に駐車場と売店がある。日の出門と呼ばれるあたりだ。
ここでも一旦サイクリングロードが途切れる。この先には自転車では行けないので引き返す。
(地図にも出ている)
かなり急な曲がりくねった山道を登っていく。サイクリングロードというのは名ばかりで、車で通行しないようにした旧道なのだろう。自転車から降りて押して歩いている。このあたりで駅から出発して5時間たった。
坂を下った場所に渥美半島の先端の伊良湖岬の恋路ヶ浜がある。
休憩した。
恋路ヶ浜は鳴き砂の海岸だという話を、京都の琴引浜の鳴き砂文化館で見たのだけど、全然そんな感じの砂では無いようだ。
少し先に伊自良岬の先端の灯台(神島灯台)があるらしいが、行くのはやめておいた。
小腹が空いたので、売店で軽く食事をして休憩。
おおあさり天むす。
ひやしメロン。
恋路ヶ浜から国道に出て坂を上がっていく。
このあたりで南岸沿いの国道と北岸沿いの国道が合流しているようだ。
伊良湖シーパークの前のバス停でバスに乗って、駅に戻る。
バスの表示が分かりにくい。田原駅経由豊橋行きの路線と、渥美病院行きの路線があるようなのだが、遅い時間は後者のみしか走っていない。しかし、渥美病院行きは駅に行くのかどうか表示を見ても分からない。
とりあえず、自転車を急いで畳んで、バスが来たら運転手に駅に行くのかどうかを聞いてみることにした。(次のバスまで3分しか無いので焦った)
渥美病院行きのバスは途中で三河田原駅に行くのだそうだ。バスに乗車した。
1時間ほど乗車し、17時頃に三河田原駅に到着。バス代は1000円ちょっと掛かった。
知多半島の南知多に比べてバス料金が高く感じる。1日乗り放題とかの割引乗車券とかが無いからだろう。
再度、豊橋鉄道で新豊橋駅に戻り、名鉄で名古屋に帰った。
かなり自転車で走ったので、いい運動になった。