RICOH THETAの筐体穴空け加工してmicroSDカード交換 まとめを書いてみた。
blogエントリが複数に渡っていて探しづらいみたいなので、まとめページを作ってみた。
(元の記事はこちらに書いていたものをblogに書き直ししている)
1. なぜTHETAに穴空けしたのか?
こちらにも書いたが、以下のような経緯だ。
THETAの中の基板にmicroSDカードスロットがあって、4GBのmicroSDカードが装着されているというのを、2013年12月31日に日経エレクトロニクスの記事を読んで知った。
交換したら容量を増やして撮影枚数を増やす改造ができそうだと思ったのだった。
しかし、その時は特に容量で困っていなかったので、実際に改造するには至らなかった。
分解も難しそうで面倒だったからだ。
最近、itachinという方が新型THETA(m15)を分解し、microSDカードを交換して容量を増やすのに成功したというのを知った。
→ THETA m15 の記録容量アップ – VRの犬
THETAの分解はかなり難しそうなのだけど、筐体に穴を空ける加工をするならば簡単にmicroSDカード交換ができそうだと思った。
実際にやってみることにした。
2. 穴空けについて
穴空け方法についは、こちらに手順を書いた。
→ RICOH THETAの筐体にmicroSD交換用の穴空け加工してみた
自分は分解写真を目安にして、だいたいの位置をアバウトにホットナイフでカットした。
自分が穴を空けた位置について、定規で測ってみた結果はここに書いた。
→ RICOH THETAの中のmicroSDカード交換用の筐体穴空け位置
注意点としては中の基板の配線パターンに傷をつけないようにということなのだが、これはやったことが無い人が前もって注意して避けるというのは難しいと思う。
自分も1台目の初代THETAの穴空けは無事にできたのだけど、2台目にTHETA m15に穴空けをしたときに失敗して基板に傷をつけてしまった。
→ RICOH THETA m15の筐体にmicroSD交換用の穴空け加工失敗か?
→ RICOH THETA m15の筐体にmicroSD交換用の穴空け加工失敗の話 (続き)
故障させてしまったTHETA m15は運良く修理が成功した。
→ RICOH THETA m15の穴空け加工で故障したのを修理した
※ 真似してTHETAに穴空け加工をしてうまくいかなくても、当方は一切関知しないのでご了承ください。改造は自己責任で。
3. microSDカードの交換について
THETAの筐体に穴を空けることで、中に搭載されているmicroSDカードを交換することが可能になる。
もともと入っているmicroSDカードは8GBだ。これを32GBのものに交換した。
実際に交換してみて気づいたことを書いた。
→ RICOH THETAの中のmicroSDカードを大容量のものに交換した
重要なのは以下の1点。
microSDカード(というかmicroSDHCカード)をFAT32でアロケーションユニットサイズ32KBでフォーマットすれば使うことができるということだ。
それ以外のフォーマット形式だと動いてくれない。