EM団子を川に投入するイベントを昨日見てみたのだけど、ちょっとどうかと思った。
EM菌関係のいろいろな活動が偽科学として批判されているのは最近はよく知られてきている。
科学っぽいフレーバーで人を欺いたり、煙に巻いてわざと錯誤させるように仕向けたりするのは詐欺っぽい。
偽科学は、有名なところでは「水からの伝言」などがある。
ナントカ還元水とか磁気で水のクラスターを小さくする処理をする装置とか、詐欺みたいな商売をする業者は悪質だ。
一方で、霊験あらたかな霊山の水とか、お祈りで清めた水とかを高い値段で売っている業者などはどうだろうか。
科学は使わなくて、霊とか霊的なオカルトのパワーというのがフレーバーとして用いられている。
伝統宗教である仏教とか神道なら許されるのかもしれないが、そうでないものとの線引きが難しい。
神社やお寺とかの御札とか神事とか科学的に効果がないから詐欺だと断罪することはできないだろう。
今回、EM団子を川に投入するセレモニーの前口上で「祓いたまえ清めたまえ ……」という祝詞(のりと)っぽいアナウンスをしていたのが聞こえた。
( ttps://www.youtube.com/watch?v=u-zDIFRJGoM )
むしろ偽科学に、霊とか祈りとかのオカルト的なフレーバーを付け加えるのを狙ってやっているようだと思った。
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