PCエンジンの天の声2などのバックアップメモリーをバックアップする方法で、QRコードで画面に表示させるというのはどうだろうか?
PCエンジンの天の声2とかのバックアップメモリーをバックアップする方法を考えていた。2KBだけなので、画面にQRコードでメモリーの内容を符号化したものを表示させたら、それだけでバックアップができるのではないかと思った。
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いくつかQRコード用のライブラリのソースコードを見ている。Arduinoというマイコン用のソースコードを弄って移植するのが簡単そうかな、と思ったが、32bit整数を使っている部分がありHuCに移植はできなさそうだ。
・GitHub – ricmoo-QRCode- QR code generation library in C, optimized for low-power devices, such as Arduino-
他にも、このライブラリとかとりあえずWindows上でMinGWでビルドして動作とか見てる。
・GitHub – fukuchi-libqrencode- A fast and compact QR Code encoding library
だが、どのソースコードもHuCに持ってくるのは無理そうだ。
その代わりに、QRコードの誤り訂正部分の抜きにした「なんちゃってQRコード表示」くらいなら作れそうなので、天の声2の内容の画面表示して取り出すというのを作ってみようかと思った。
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書き戻す方法は、天の声2のデータを初期化するソフトと同様で、0で埋める代わりにバックアップしたデータを自作ソフトに埋め込んで、それをバックアップメモリーに上書きするという動作をするソフトを作ればよさそうだ。
そのソフトを毎回HuCでコンパイルするのは面倒なので、実行ファイル内のデータだけ差し替える形でソフトのデータ埋め込み部分のみを書き換えるソフトも作るとよさそうだ。
難点は、自作ソフトを動かすためのTURBO EVERDRIVEみたいなものを持っていないと動かせないことだろう。
CD-ROM2用ソフトを自作することがHuCで可能らしいので、CD版ソフトを作ってCD-Rに焼いて動かせないかとかも考えたが、CD-ROM2のインターフェースユニットのバックアップメモリーにしか使えない。(天の声2を繋いでいる場合にはCD-ROM2からソフトを起動できないからだ。)