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腕時計型マイコン開発キットeZ430-Chronos

腕時計型マイコン開発キットeZ430-Chronosというのを前に購入していた。
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TexasInstruments製の省電力マイコンeZ430が載った、純正の開発キットだ。
マイコン以外に、無線機能と加速度センサーや温度センサーや気圧センサーが内蔵されている。
省電力なので、時計としてだけ動かしているとかなり電池が保つらしい。
活動量計のようなものを作れそうだ。

NIKEのリストバンド活動量計のFuelbandを分解して、マイコンを書き換えして遊べないかと思ったけど、Fuelbandは電池の保ちが悪い。
それだったら、このTIのeZ430-Chronosを使った方がよさそうだ。

ただし、無線機能は技適の問題があるので、電波を出さない使い方でなければならない。
そうするとデータをPCに取り出したりできないので、あまり面白くないのかも。
技適が通ったこういう開発キットがあると良かったのに。
スタンドアローンで動かせるものというと、7セグ液晶表示しかないのだけど、何かゲームなどを作れないだろうか。

NikeのFuelbandを分解してみた

NikeのFuelbandを分解してみた。
前に購入した第1世代のFuelbandである。
このFuelbandを少し使って試してみたけど、電池の保ちが悪くてあまり活用できなかった。
その後、ずっと埃を被っていたのだけど、分解してから処分することにした。
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樹脂でモールドされているので、削り取って破壊しないと分解できなかった。
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腕輪型モバイルバッテリーを試してみる

腕輪型モバイルバッテリーを試してみる。
(元の記事はこちらに書いていたものをblogに書き直ししている)


腕輪型のモバイルバッテリーというのが売っているのを見つけたので、入手した。(2014-03-24)
【チャージャーブレスレット】腕に装着する外付けバッテリーで、ゲームや携帯を使いながらもスマートに利用!

腕時計型AndroidスマートフォンEC309につなげてみた。ちゃんと充電できる。


2つ取り付けて運用するのは難しそうだ。

腕時計型AndroidスマートフォンEC309を使ってみる

腕時計型AndroidスマートフォンEC309を使ってみる
(元の記事はこちらに書いていたものをblogに書き直ししている)

衝動買い的に海外製の腕時計型ケータイEC309をebayを使って手に入れた。少し使って試してみる。(2014-02-02)

海外製ケータイだが、3G対応でSIMフリーなので、日本国内の3GのSIMを入れて使うことができる。
アレス、SIMフリーで通話もできる腕時計型Androidスマホ「EC309」
実際にドコモの通話用のmicroSIMを入れて試してみたが、ちゃんと使うことができた。
ドコモのデータ通信用のnanoSIMを変換アダプタを使って入れてネットに繋がるのも確認できた。
(技適マークがないので、ちょっと試しただけで常用はしない。)


1. 外観

腕時計としてはだいぶ大きい。大きさは47.5mm×42mm×13mm。重量は76g。

 本体の左型にボタンが2つある。PowerボタンとBackボタンになっている。
 充電と通信のためのmicroUSBコネクタの穴がある。
 画面は1.5インチのカラー液晶で240×240の解像度。タッチスクリーンになっている。

裏側。
 よくみると、バンドの付け根の1つめの大きな節目の部品は本体の一部になっている。
 下側(写真左側)はmicroSIMのスロットになっている。本体の隙間から茶色いフレキが見えていて、電子回路が繋がっている。
 上側の節(写真右側)にもスピーカーが入っている。


2. 操作ウォークスルー

 オートパワーオフやPowerボタンを押してスリープさせると画面が消えた状態で待ち受け状態になる。
 スリープ状態でPowerボタンを押すと時計表示になる。ロック画面のような役割みたいだ。

時計表示の状態で画面をタップすると、Clock Setというポップアップが表示され時計合わせできる。

 左スワイプするとメニュー画面(WindowsPhone8風タイルメニュー)が表示される。
 (電源OFFから電源を入れて起動した場合もこの画面が出る)

 さらに左スワイプすると、Androidのお馴染みのアプリメニューが表示される。

 SettingからAbout phoneをタップすると、この端末の情報が表示される。
 Androidのバージョンは4.0.4と表示された。

 Androidのバージョンをタップし続けると例のイースターエッグが表示された。

 言語設定は日本語が選択肢に出てこないので英語で使っている。


(1) 電話
 Phoneアプリを起動すると普通に電話機能を使うことができる。

 試しに電話を掛けてみた。


(2) ブラウザ
 Android標準のブラウザは普通に起動できる。
 試しにblogとか表示してみたが、ちゃんと表示される。

 URLなどの入力はソフトウェアキーボードを使う。

 このソフトウェアキーボードがちょっと使いにくい。
 qwertyキーは、フリック入力になっているが、かなりゆっくりと指をスライドしないとうまく入力できない。
 あと、最下段のタッチパネルの反応がとても悪く、DELキーとかうまく入力するのが非常に困難である。
 日本語入力はIMEが無いので出来ない。

 (追記 2014-02-18)
 ATOKをインストールして、日本語入力ができるようになった。

 Google日本語入力もインストールしてみたが、画面が埋まってしまって入力した内容の表示がされず、実用には厳しい。
 ATOKの場合にもデフォルトの状態だとやはり駄目なのだが、ソフトウェアキーボード部分のサイズを調節することができるので、少し小さめにすればなんとか使えるようになった。

(3) GooglePlay
 Google純正のアプリストアGooglePlayが最初からちゃんと入っていた。

 試しにTwitter公式のアプリをインストールしてみた。

 ゲームとかも動くか試してみようと、AngryBirdsをインストールしてみた。しかし、起動しようとするといきなりブラックアウトしたまま固まってしまった。
 仕方が無いので電源ボタン長押しでPowerOffのメニューを出して、電源を切って復帰した。

 うまく動かなかった原因は画面が小さすぎるからだと思われる。
 240×240の液晶なので、ゲームボーイとかゲームボーイアドバンスのゲームをエミュレータで動かすにはちょうど良さそうな気がする。

(4) カメラ

(5) ラジオ

 ラジオアプリが最初から入っている。
 アンテナとしてイヤホンを繋がないと駄目だという。しかし、イヤホンを繋ぐ場所がないので使えない。


3. 使ってみた感想

 以前に腕時計型のケータイを使ってみたことがある。
 → 腕時計型ケータイを使ってみる
 それに比べるとだいぶ軽量になっている。

 OSがAndroidなので普通にTwitterとかのアプリが動かせるのが良い。

 3Gの通信をすると本体が熱くなる。ブラウザで2~3ページ表示させただけで大分あたたかくなった。
 WiFiだとそこまで熱くならなかったので、3Gのデータ通信は普段はOffにしたほうがよさそう。

 Bluetooth内蔵で、テザリング機能もあるのだけど、電池が保たないので実用はできなさそう。

 GoogleGlassとかiWatchなどのウェアラブル機器が今年は色々出てくるらしいが、バッテリーが保たないというのが問題なので今のままでは普及は難しいと思う。