PC_Windows」カテゴリーアーカイブ

平成を振り返り、令和のコンピューターに期待すること

平成の間に携帯型のコンピューターは進化し、また、同時に進化していった携帯電話と合体して、スマートフォンとて普及した。
個人がいつでも通信回線で繋がった携帯型コンピュータを持っていて使っているのが当たり前の時代になった。
SNSとカメラの写真共有が特に強力なキラーアプリになったのだと思う。
それまでのPCの進化の路線にはなかったものだ。

反面、PCはワープロとかオフィスソフト以外のキラーアプリみたいなのが出てこなかった。
PCのCPUは高速になり、メモリーも多くなり、ストレージも広大になったのだが、相変わらずソフトが立ち上がるのが遅いとか、PCがフリーズするとか、マメに保存していなかったので作業中の書類が消えてしまった、みたいなつまらない問題を解決できていない。
これだけ記憶容量があるのに10分前に作業を戻すことさえできない。(一部のソフトでは可能なものもあるみたいだが)

データをネットワークの向こう側のクラウドのサーバーに保存し、そのデータを使ってユーザーが作業するのもブラウザ上のアプリで行うという形が出てきている。
PCとしてはChromebookみたいなもので十分ということになりかねない。

令和の時代には、AIの研究が進んで、人間並みに知的な作業をコンピューターにやらせることが可能になって欲しい。
PCがいきなりそこまで性能が上がることはなく、まずはクラウドで実現されるのだろう。
ざっくりと素材となるデータと指示をコンピューターに渡すと、クラウド上の知性を持ったアプリが書類とかを自動で作ってくれるようになるのを期待したい。
そして、そのコストがいずれ人間の社員を抱えて維持しておくよりも安くなったらホワイトカラーの効率化が実現できるだろう。

WindowsでAndroid端末を有線で繋いでテザリングするとネットワークの設定が増えまくるのが困る

WindowsでAndroid端末を有線で繋いでテザリングするとネットワークの設定が増えまくるのが困る。

テザリングをするたびにWindows 10だと次のように「ネットワーク○○」というのが増える。

Android側がテザリング時に毎回ネットワークの設定(IPアドレス?)が変わるためにこの現象は起こるらしい。
とりあえず毎回違うネットワーク設定が登録されて増えるだけで実害はないので放置しているのだが、使い続けると255まで増えそうだ。
ネットで対処方法を探したが、気になるなら手動で登録されたものを削除することはできるようだ。
しかし、増えるのを防ぐのは不可能みたいだ。

Google Maps Static API v2を使ってみた

Google Maps Static API v2を使ってみた。

Maps Static APIは、地図の画像を画像ファイルとして取得するためのAPIだ。

昔、古いAPIでStatic APIをちょっとだけ使っていた。API v1の時代だ。
しかし、2009年に終了してしまっていて、今では旧APIを叩いても地図の画像を得られない。

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WiFi機器の電波の強度のRSSIの値が、対数(dBm)の場合と0~100%の場合があって紛らわしい (FlashAirでちょっと悩んだ)

WiFi機器の電波の強度のRSSIの値が、対数の場合と0~100%の場合があって紛らわしい。

Windows 10で、ノートPCなどのWiFi機能を内蔵している場合、コマンドラインから
netsh wlan show all
と入力することで、WiFiの状態を調べることができ、周囲にあるWiFiのアクセスポイントの情報も得ることができる。
この場合、それぞれのアクセスポイントの電波の強度がパーセント表示されている。

このように周囲のWiFiのアクセスポイントを情報を調べた場合、電波の強度はRSSIという値として得られる。

RSSIとして表示される値というのは実装によって異なるらしい。基本的には数字が大きい方が強い電波の受信強度を表すようになっているものらしい。
RSSIについて – IBS Japan
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libcurlを使ってGoogle Maps Geolocation APIを呼び出して、周囲のWiFiの情報から緯度経度を求めるソフトを作ってみた

libcurlを使ってGoogle Maps Geolocation APIを呼び出して、周囲のWiFiの情報から緯度経度を求めるソフトを作ってみた。
この間のGeolocation APIを使う話の続きだ。

Windows 10で動くものをVisual Studio 2017のC言語でプログラムを書いた。
以前に古いGeolocation APIで作ったソフトの焼き直し版だ。
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Visual Studio 2017でlibcurlを使おうとして、libcurlのソースからビルドして動かした

Visual Studio 2017でlibcurlを使おうとして、libcurlのソースからビルドして動かした。

Google MapsのGeolocation APIを叩くために、curlコマンドから動かす代わりに、libcurlというライブラリを使って自分で書いたプログラムの中からAPIを使うというのをやりたい。
というか、前に既にやってた

しかしVisual Studio 2017だと古いlibcurlをリンクできなくてエラーになってしまう。最新のlibcurlを使う必要があるようだ。
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Windows 10でGoogle Maps Geolocation APIを使ってみる

Windows 10でGoogle Maps Geolocation APIを使ってみる。

Windows 10のcurlを使った。

だいぶ以前にもGoogle Geolocation APIを試したことがあるのだが、APIが変わってしまった。
API Keyが必須になってしまっているので、取得しないといけない。
Google MapsのAPI v1の時代にAPI Keyを取得してあったのだが、古いAPI Keyは新しいAPIでは使うことができない。(できなかった)

まず準備として、API Keyを取得する。
Get API Key  |  Maps JavaScript API  |  Google Developers

英語だが特に難しいことは無かった。上記のGoogleのページのGET STARTEDというところから始めて、Google Cloud Platform Consoleというサイトでフォームに情報を埋めていけばAPI Keyを取得できる。
Google Cloud Platformは、Googleのクラウドサービスのことで、クラウドの計算資源とか各種アプリを利用することができるサービスだ。
Google Mapsの利用はクラウドサービスとはちょっと違うのだが、ユーザー管理とか課金のサイトを別々に作るのが面倒なのか、統合されているみたいだ。
クレジットカード情報も登録するので、ちょっと緊張するのだが、こちらが有料サービスに切り替えないかぎり課金は発生せず、無料分のサービスのみということなので、登録した。

次に、Google Cloud Platforn Consoleという設定などを管理するページで、API Keyを有効にするGoogle Mapsのサービスを設定する。
自分はGeolocation APIと、Static Maps APIを使うつもりなので、この2つのみでAPI Keyが使える設定にした。

API Keyは各ユーザー個人の固有のものなので、他に漏らさないように管理する。
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Windows 10でcurlを使うには

Windows 10でcurlを使うには、特にWindows版のcurlを探してインストールとかをしなくても最初からcurlが使えるようになったらしい。

Windows 10のApril 2018 Updateから入っているのだそうだ。
WindowsのコマンドプロンプトからOS標準のsshやtarやcurlコマンドを使う そど


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Raspberry Pi 3でWindows 10のARM64版が動くらしいので、試そうとして失敗した

Raspberry Pi 3でWindows 10のARM64版が動くらしいので、試そうとして失敗した。

Windows 10 IoT Coreではなく、Windows 10がRaspberry Pi 3で動くらしい。この記事を見て、試そうと思った。
誰でも簡単にRaspberry Pi 3へ64bit ARM版Windows 10をインストールできるツールが登場 – GIGAZINE

リンク先にあるgithubのページを見て、作業をした。(2019-02-19にこの記事を書いている時点で、もうこのプロジェクトはdiscontinueになってしまっている)
WoA-Installer-RpiRaspberry.md at master · WOA-ProjectWoA-Installer-Rpi · GitHub
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