右足の付け根の股関節を痛めたらしい。
その日はちょっと多めに外を歩いたのと、いつものフィットネスジムでの運動をしたあと、夜に風呂に入って寝るという頃になって痛み出した。
寝たり立ったりして足を動かすと激痛が走る。寝返りをうって姿勢を変えたりするだけでも苦しい。
トイレに行くのも痛みに耐えながらしていた。あまり股関節を動かさないようにペンギンのような小さい歩幅の歩き方で何とか痛みに耐えて歩いている。

翌日、痛いのを我慢して医者に行くことにした。

以前、肩に激痛がきたときにも、その医者に掛かっていた。そのときは肩の関節の軟骨が劣化している状態でいわゆる四十肩と診断されて、ヒアルロン酸の注射による治療をしたのだけど、1年くらいは痛くてまともに肩を動かせなかった。
今回も同じように股関節が半年とか1年も動かせないのだとすると非常に困ると思った。寝たきりになってしまうのではないかと真剣に心配だった。

医者でレントゲンを撮って貰った結果、診断は骨や軟骨には異常無しということだった。筋肉を痛めたのだろうとのこと。
痛み止めの薬を貰った。

痛み止めを飲んでも1日くらいは痛くて起き上がるのが困難だった。
ところが2日目にはもう痛み止めが必要ないくらいにけろっと治ってしまった。
首を寝違えたときのような感じが近いのかもしれない。
なんにせよ、すぐに治ってよかった。