アンチウイルスソフトのカスペルスキー無料版を試してみる。
カスペルスキーの無料版が出ているらしい。
→ カスペルスキー、無償アンチウイルスソフトを全世界リリース – 窓の杜
カスペルスキーの有料版は、しばらく前(2015年)から使っている。
メインPCでスキャナやプリンタがWindows7にしか対応していないので、Windows7を使い続けるためウイルス対策のため入れている。ゲーム用PCもWindows7で動かしているので同様に使っている。
3年分のライセンスで買っていたのだが、2018年にはラインセンスが切れてしまう。その先どうするのか考え中だった。
Windows10のPCの2台にカスペルスキー無料版を入れて試してみる。
Windows10は、Windows7よりはsecureなOSなのでMicrosoftの無料の対策ソフトだけでよいのかもしれないが、過信するのも危ないと思う。
→ カスペルスキー、無償アンチウイルスソフトを全世界リリース – 窓の杜
カスペルスキー無料版は全世界でリリースされるらしいが、まだ日本版は無い。
(追記 – 日本語版は出ないそうだ。カスペルスキーの公式の記事に日本語版の提供予定が無いということが書いてあった。)
英語版を入れて使うことはできるみたいなので、試してみた。
英語版Kaspersky Freeのサイトでダウンロードしてインストールした。
→ Kaspersky Free Antivirus Download Free Antivirus Software Kaspersky Lab
インストール手順は簡単だった。
インストーラーを実行すると、このように表示される。「Continue」で先に進む。
次の画面で、KSNというオプションをインストールするかチェックボックスがある。
自分は特にチェックを入れずに「Install」で先に進んだ。
あとは自動でインストールされる。
インストールが終わったら、「Done」で終了。
Kaspersky Freeを起動すると、Licenseが無いという表示になる。
Activation codeを入力するのかと思ったけど、そんなコードは発行をしていないみたいだし、どうすればいいのだろうか? ちょっと悩んだ。
License画面に行くと、「Activate application」というのがあるので、これで無料版がアクティベートされて、使えるようになった。ちなみにUpgradeは有料版へのアップグレードらしい。
アクティベーションが終了すると、ユーザー登録(Register)の案内画面が出てくる。
無視しても、普通にKaspersky Freeを使うことができた。しかし、PC起動時とかPC使用時にしばしばRegister要求画面がポップアップしてきて邪魔なので、結局ユーザー登録した。
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追記
カスペルスキー製品はアメリカで排除されるらしい。
・カスペルスキー研究所製品、米国政府が撤去命令 ロイター
・米連邦政府、「ロシア政府とつながりのある」Kaspersky製品を全機関から締め出しへ – ITmedia NEWS
本当にロシア政府に情報が流れたりするのかは不明だ。
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さらに追記
カスペルスキーによると、これは濡れ衣で、情報を漏らしたNSA職員が海賊版Officeを使ってウイルス感染していたから漏れたのが大半で、感染したウイルスの情報がカスペルスキーに送信されたのは大きな問題ではないという発表がされている。
→ 渦中のカスペルスキーが調査報告–NSA職員のPCはすでにマルウェア感染していた – CNET Japan
しかし、結局、法律でカスペルスキー禁止が確定してしまったようだ。
→ 米、政府機関でのカスペルスキー製品使用を法律で禁止 – CNET Japan