KindleのWindows版アプリをバージョン2.3.0に更新したすぐ次の日、Kindle Unlimitedでいくつかまとめて本を読もうとダウンロードしたのにそれを読もうとすると「本を開くことができません。端末から本を削除し、再ダウンロードしてください。」というエラーが出る。
指示に従って一旦削除して、再ダウンロードしても、やはり同じエラーが出てしまって本が読めない。(前から同じような現象が起きていたけど、特に今回はひどい気がする。1日にたくさんの本をダウンロードすると、なにか秘密の制限に引っかかるのだろうか?)
ラーメンWalkerとかラーメンレシピ本とかラーメンうんちく本でKindle Unlimitedで見つけたのをまとめて読もうとして、この現象に遭遇して困っている。
ちなみにAndroidタブレット機のKindleアプリだと問題無く本を読むことができている。
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Windows PCの再起動を試そうと思って、まずKindleアプリを終了させて、再起動の前にもう一度だけ確認しようKindleアプリを起動したら、Kindleアプリの更新が来た。
Kindleアプリのバージョン2.4.0に上がって、ダウンロード済みで開けなかった本は消えてしまって再ダウンロードらしい(?)。新しく本をダウンロードしたらちゃんと本を開くことができた。
ダウンロード済みのものが消えてしまったかと思ったのだが、Kindle Unlimitedの本のみをリスト表示するフィルターをOnにしていたのをOffにしたら表示された。Kindle Unlimitedの本のはずなのにWindows版Kindleアプリが間違えてkindle Unlimited対象外だと扱っている感じだ。
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結局、Kindleアプリの不調の原因は よくわからなかったが、ちょうどアップデートのタイミングにぶつかったせいなのかもしれない。
だったら、せめて原因が分かるように「アプリを最新にして本をダウンロードしてください」とか表示してくれたらよかったのになあ。
あと、最新にしたらバグが増えてるというのもあるあるだ。
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今回は、すぐにKindleアプリが更新されてそれに伴って勝手に直ってしまった。
「本を開くことができません。端末から本を削除し、再ダウンロードしてください。」というのが出て本がまったく開けなくなる不具合は、定番のトラブルらしく、ネットで検索するとたくさんヒットする。
・Google検索: 本を開くことができません。端末から本を削除し、再ダウンロードしてください。 kindle
しかし、どうやらこの症状の原因は1つだけではなく、Kindleアプリ内部とかAmazonのサーバー側とで何かしらのデータの不整合が起きたときに発生しているような感じだ。
アプリを再起動して直る場合もあれば、OSごと再起動したら直ったりとか、アプリの作業フォルダーを一旦削除したりとか、アプリをインストールし直したら直ったりとか、いろいろと直し方の情報があるが、これと決まったやり方で直るものでもないらしい。
例えば「ファイルが壊れてます」みたいなエラーが発生したとして、本当にファイルが破損しているだけならばダウンロードしなおせば直るだろう。サーバー側のファイルが破損しているならばダウンロードし直しても直らない。
あるいは壊れたファイルが何らかの理由で書き換えが不可能になってしまって上書きができない状態になっているかもしれないし、DRMの鍵が破損しているだけかもしれないし、鍵を管理するデータベース的なものがバグっているのかもしれないし、キャッシュファイルの問題とか正しいファイルにアクセスできていないだけかもしれない。
エラー表示の題目が漠然としている場合、対処方法はユーザーには結局は分からないということになるのだろうと思う。