安物のガス半田ごてを手に入れたので試してみた。
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ガス式のライター用のガスを注入して使用する。
しかし、ガス注入口がライターなどとちょっと形状が違うみたいで、こぼさずに注入するのがちょっと難しい。
ガスを注入したら、グリップにあるつまみをONの方向に回すと半田ごて先端からガスが出てくる。
つまみを最大まで開きっぱなしにすると、1~2分でガスを一気に全部燃焼しきってしまう。
ガスを充填できる量が少なすぎると思う。
つまみを絞ってぎりぎり赤熱する状態を維持して半田ごての小手先を暖め続けるようにする。
しかし、1~2分燃焼させる毎にグリップ内のガスタンクの中のガスが減ってきて、ガス圧が減ってしまい、出てくるガスの量が減る。
そのため1~2分燃焼させる毎につまみの絞りを少しづつ開けていく、これを4回から5回繰り返すとガスが無くなってしまう。
なので、充填したガスで5分から10分くらいしかガスの燃焼を維持できない。
(あるいは赤熱状態とガスを止めた状態とを繰り返して、間欠動作させるともっと使用時間が延びるらしい。十分にまだ熱が残っていればガスを出したときに自動で再着火される。冷めすぎてしまったら再度ライターで着火しなければならない。)
いちいちガス調節しながら半田ごての熱を維持して半田付け作業をするのはちょっと難しい。
どうやら、この安物のガス半田ごてを買ったのは失敗だったようだ。
素直にコテライザーとかの定番商品を買った方が間違いが無かっただろう。
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携帯性は落ちるのだけど、ガス缶とこの半田ごてをガス用ホースで繋いで外部からガスを供給できるように改造できないだろうか?
そうすれば十分に安定してガスが使えるので燃焼が安定するし、こて先の熱も安定するだろうと思う。
つづく。