南紀/紀伊半島/和歌山県に名古屋から電車で旅行に行く場合の切符の買い方は

南紀/紀伊半島/和歌山県に名古屋から電車で旅行に行く場合の切符の買い方は、どうするのがよいのだろう?

何回か旅行してみた。まだ節約とか改善の余地がありそうだ。

名古屋から三重県を縦断して和歌山に向かう東回りルートで、行ったのが5回。
和歌山の周参見の日本一貧乏な水族館に行ってきた(1周ルート)
三重県紀宝町ウミガメ公園に行ってきた
和歌山県の串本海中公園に行ってきた
和歌山県の太地町に輪行で行ってきた
熊野本宮大社と湯の峰温泉、その他(たんぼ水族館、浮島の森)に行ってきた

名古屋から大阪を経由して和歌山に向かう西回りルートで、行ったのが3回だ。
和歌山県の県立自然博物館に行ってきた
和歌山県の京都大学白浜水族館+αに行ってきた
和歌山県のマリーナシティ(ポルトヨーロッパと黒潮市場)に行ってきた
(西回りルートで高野山に行こうしてたのだが、台風で電車が不通なので、結局バスで行った)

東回りルートの場合、青春18切符の日帰りで安く行こうとすると、新宮あたりまでが妥当だろう。
名古屋5:40-亀山-多気-新宮13:20となる。
新宮17:55-多気-亀山-名古屋23:29で帰ることになる。

紀伊勝浦まで青春18切符で行くと、到着が14:43となり、帰りの電車が17:28なので現地に2時間半くらいしか滞在できない。

ここよりも先の南に行こうとすると、鈍行電車のみでは無理なので特急電車を使わないといけない。
南紀1号という特急電車だと名古屋8:05発で、紀伊勝浦11:56着となる
特急を使うので青春18切符を使って安く行くということはできない。特急の区間は別に乗車券+特急券を買わなければならない。
普通に乗車券+特急券を買うよりも、熊野古道フリー切符(中辺路コース)という切符を買うと安くなる。

完全な日帰りにこだわらず、前日の23時に近鉄名古屋駅を出発して津駅か松阪駅に0時過ぎに終電で到着し、駅の周辺で翌日の始発まで時間をつぶして待って、JRで始発から青春18きっぷで出かけるという方法がある。
名古屋から和歌山方面に出掛けるのに、津新町駅行きの終電を使った
青春18きっぷのヘビーユーザーには当たり前の使い方の1つみたいだが、近鉄と組み合わせるというのはわりと最近まで思いつかなかった。
松阪駅まで名古屋から近鉄で1260円で夜中に移動しておけば、翌朝の5:02に和歌山方面に向かう始発に乗ることができる。
松阪駅始発ならば、例えば紀伊勝浦駅への到着が9:47となり、かなり時間が早く到着することが可能となる。
その先も例えば周参見駅まで行ったとしても到着が11:11だ。

あるいは、いっそ紀伊半島を1周してしまうというというのも試している。
(場所にもよるのだが、周参見のあたりなら最終の電車が大阪ルートのほうが遅くまで走っているので有利なようだ。)
和歌山の周参見の日本一貧乏な水族館に行ってきた
このときは青春18切符を併用し、行きの一部区間を特急南紀1号を使って、帰りは周参見駅から大阪まで特急くろしお号の区間のみ特急を使った。

もう少し最適化できる余地がある。
特急を使う区間をなるべく少なくして節約が可能だ。
行きの特急南紀は、多気-紀伊勝浦の区間だけにすれば少し節約できる。(上記の前日夜に近鉄を使う方法でもっと節約できる)
帰りは、新大阪まで21:05頃に帰るのが在来線を使う場合の最終となる。
逆算していくと、和歌山駅が19:13となる。
例えば上記の周参見に行った時の場合、
周参見駅出発が15時なので、特急くろしお号を使わなくてもぎりぎり帰ってくることができた計算となる。くろしお号を使えば周参見を出るのが17時まで遅くなっても帰ることができる。

紀伊半島1周ルートの場合、名古屋発で名古屋着の往路と復路が違う一筆書き大回り切符という買い方ができる。途中下車可能という仕組みを利用するワザだ。(例1,例2)
普通に往復切符で名古屋-白浜の区間で買うと、往復割引で乗車券のみ往復分12520円となる。
一筆書きで購入すると、10340円となり、少し安くなる。
青春18切符を活用し、必要最小限の区間を別途乗車券と特急券を個別で購入するのとどちらが安くなるのか? 旅行場所と日程によって検討しないと結論が出ない気がする。(宿泊をする場合は18切符が余分に必要になるのを計算に入れる必要がある)

次に、西まわりルートについて。
白浜への日帰りで滞在時間を多くしたかったので、名古屋-新大阪を新幹線を使い、新大阪-白浜まで特急くろしお号を使った。
和歌山県の京都大学白浜水族館+αに行ってきた
これももう少し節約できる余地があった。帰りの新大阪から名古屋までは新幹線を使わないでも日帰りできた。
新幹線+特急くろしお号と乗り継いで使う場合、特急くろしお号の特急券が半額になるという割引制度があるので、このように買ったのだけど、新幹線を使わないならば特急の割引がなくなってしまう。
しかし、新幹線を使わないで節約できる金額の方が多い。

あと、名古屋から大阪の難波までの移動方法で近鉄を使い、難波から南海電鉄で和歌山に出るというのも試してみている。
和歌山県の県立自然博物館に行ってきた
近鉄の割引をうまく使えば難波まで安く行くことができる。
この方法だと和歌山市駅から和歌山駅へ出るのにちょっと時間をロスするのが痛いし、難波駅での乗り換えも結構距離が離れているので大変だ。
この方法だと海南より南に行くのは難しそうだ。

あと、近鉄だと、アーバンライナーという特急を使って名古屋駅から難波駅まで行くことができる。
金券ショップで割引券の名阪まる得切符のバラ売りを買うと少し安く買える。
だいだい1時間に1本が出ている。(混みそうな時間帯は2本)
朝一番は6時00分の発車で、難波駅への到着が8時21分だ。新幹線に比べると1時間くらい遅いのだが、料金はその半額くらいで済むし、新大阪よりも難波のほうが少しだけ和歌山に近い。
これを使えば近鉄で優待券で鈍行電車を使った場合よりも多少料金が掛かるが、このルートでの和歌山行きの時間は少し余分に稼げそうだ。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

− 3 = 3